子どもを褒めると何がいいの?これで悩み解決
2022/11/14
子育てで「褒めること」の重要性は様々なところで聞いた子があると思います。
このブログを読んでくださっている皆さんも「褒める子育て」を意識している方も多いのではないでしょうか?
今日は、『なぜ子どもを褒めるといいのか』『子どもの褒め方』についてお伝えします。
あなたが街中で買い物をしている時に店員さんに「お子さんがいるようには見えませんね」と言われたり、姑に「あなたの料理とても美味しくて好きだわ」なんて言われたらどんな気持ちですか?
そりゃ、嬉しいに決まってますよね!
私だったら次に街中にいく時にどんな服で行こうかなとワクワクしたり、姑にもっと料理の腕を振いたいとやる気が出ます。
褒めるということは相手のことを認め、やる気を引き出す力があるんです。
でも中には「褒め方がわからない」「褒めるのが恥ずかしくて苦手」という方もいると思いますので、今日は褒める時のポイントをお伝えします。
□ポイント① 結果ではなく過程に目を向ける
私たちが褒める時にやりがちなのが、「上手だね」の言葉に頼ってしまうことです。
「上手」の反対語は「下手」ですよね。なので「出来が良い」という結果に意識が向いている言葉とも言えます。使ってはいけないという意味ではありませんが、私はそれ以外の言葉も加えて相手を認めるより豊かな言葉を使うようにしています。
例えば絵を描いているお子さんに「綺麗な色使いだね」「ここの雰囲気が〇〇ちゃんらしいね」と言った表現で伝えます。また、公園で綺麗な花を見つけて持ってきてくれた時は「花が綺麗」よりも「綺麗な花。どこで見つけたの?綺麗な花を見つけるのが得意なんだね」と伝えます。そうすることで、結果よりも過程に意識を向けた言葉がけになるからです。
その他には、勝負の結果や成績の結果を褒めるとがよくありますよね。もちろん褒めない方がいいということではないですが、過剰に褒めるのではなく、その子の頑張りや、これまでの取り組みに意識を向けて声をかけると子どものやる気を引き出すことが出来ますよ。
□ポイント② 子どもの行いを実況中継する
褒めると言うと、特別に上手だったり素晴らしい行動の時に声をかけるイメージはありませんか?中には「うちの子褒めることがないんです」と感じる方もいるかもしれませんね。
実は、特別な時に褒める必要はないんです。
あなたは、人は特別な才能がなければ価値がないと思いますか?
勝負に勝たなくては生きている意味がないと思いますか?
いいお母さんでなければ子どもを育ててはいけいないと思いますか?
そうではないですよね。どんな人にも魅力があり、長所と短所があり、得意不得意があるんです。それでいいんですよ。生きているだけで価値があるんです。
だから、特別なことではなくても、ただ子どもの行いを言葉にしてあげるだけでいいんです。
「ご飯食べたね」「トイレでおしっこできたね」「着替えができたね」「今日もいっぱい遊んだね」
その子の年齢に合わせた言葉を声かけてあげてください。褒めるのがちょっと苦手という方でも、これなら抵抗なくできると思います。こんな事でいいの?と思うかもしれませんが、こんな事でいいんです。
子どもの行動を認めて声にしてあげるだけで、「私のことをみてくれてる」「私の存在を認めてくれた」と思うことが自己肯定感UPに繋がりますよ。
□ポイント③ さりげなく褒める
皆さんは誰かに大袈裟に褒められたら、嬉しいかもしれませんが「なんだか乗せられたな」なんて感じることはありませんか?実は子どもも同じで大袈裟に褒められると違和感を感じていることがあるんですよ。それよりも効果的な褒め方は”さりげなく褒める”ことです。
例えば、子どもが料理を一品作ってくれた時、独り言のように「やっぱり〇〇君の料理は美味しいな〜」とつぶやいたり、お兄ちゃんが弟に優しく接していた時にさりげなく「さすがお兄ちゃんだな〜感心するわ」なんて言われたら子どもはニンマリと喜びが湧いてきますよね。
自然体に言われた言葉の方が真実味があるので、是非試してみてくださいね。
目標達成した時など大袈裟な褒め言葉が自信につながることもあるので、メリハリを大切にしましょう。
いかがでしたか?
褒めると自己肯定感が上がり自尊心が育ちますので是非参考にしてみてください。
「褒めなきゃ!」と肩の力を入れずに、普段の子どもの姿を認めるという意識で自然に関わりを持ちましょうね。
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