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『怒る』と『叱る』は違う!子どもに伝える時のポイント

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『怒る』と『叱る』は違う!子どもに伝える時のポイント

『怒る』と『叱る』は違う!子どもに伝える時のポイント

2022/11/16

子どもが成長して行動範囲が広がってきたら、よくないことをした時に伝える場面が自然と増えてきます。

そんな時の伝え方として、『叱る』場面もあることと思います。

皆さん子どもがよくないことやして欲しくないことをした時にどのように伝えたらいいのか、迷うことはありませんか?今日は子どもを叱る時のポイントをご紹介します。

 

そこで一つ質問です。『怒る』と『叱る』の違いは皆さんわかりますか?

 

『怒る』は人の感情の一つです。嬉しい、悲しい、寂しい、などの感情の一つとして怒るがあるんですね。

それに対し『叱る』とは、相手に諭しながら物事の道理がわかるように伝えることです。この時の感情はとても冷静で意図的に厳しい表情や態度をとることあがあります。

 

子どもに対して『怒る』伝え方をした場合、子どもはどのような反応があるでしょうか。子どもは怒っている大人の姿を見て怖くて行動を止めることがあると思いますが、物事の根本的な解決には至っていません。なぜそれをしてはいけないのかの理解に至らず、萎縮したり、または「お母さん何か言ってるな〜」くらいにしか受け止めていないことがあります。

 

ある時こんな親子の姿を目にしました。お母さんは2歳くらいの男の子に対して、常に「やめなさい」「いい加減にしなさいよ!」と子どもの後ろから感情に任せて伝えていました。その子の反応は母の話を全く聞いている様子がなく、すぐに同じことを繰り返しています。これでは子どもに「何が良くないことなのか」「どうしたら良いのか」が全く伝わりませんね。また、それが本当によくないことなのかの判断基準が何かがよくわからない状況でした。

 

では、どのように伝えると良いのでしょうか。私が大切にしている伝える時のポイントをお伝えします。

 

ポイント①  目を合わせて伝える

子どもに本当に良くないと伝える時は、しっかり目を見て伝えましょう。小さなお子さんは特に言葉よりも大人の表情で物事の理解や判断をしています。大人が真剣に伝えている表情をしっかり見せて伝えましょうね。

 

ポイント②  短い言葉で伝える

子どもが長々と説明されても理解できません。できるだけ短い言葉で伝え、言葉の理解が増えると共に少しずつその理由なども伝えるとよりわかりやすいです。

 

ポイント③  叱るのは危険な時にする

子どもは自分の世界が少しずつ広がると様々なことに興味を持って、見たい、触りたい、やってみたい!と感じるのは正常な発達の表れです。なので、服が汚れる、物が壊れる、食べ物をこぼすなどのことで叱っていては常に叱り続ける状態になります。なので生命に関わるような危険な時はしっかり叱り、それ以外は元気な証拠!と思ってメリハリをつけることが大切です。

 

いかがでしたか?子どもに大切なことを伝える時には冷静にわかりやすく伝えることでより理解に繋がります。また、いつも怒っていては子どもは本当に危険な場面でも話を聞くことができません。普段は笑顔で過ごすお母さんだからこそ真剣に叱る姿は子どもの心に響きますので、普段は笑顔で子どもと関わることを心がけましょうね。

 

 

 

 

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