こころのサロン ひかりのたね

  • フェイスブック
  • ツイッター
  • ライン
  • インスタグラム
お申し込み・お問い合わせはこちら

「窓から外を覗いちゃいけないの?」アイヌ文化から学んだ、子どもたちに受け継ぎたい精神性

「窓から外を覗いちゃいけないの?」アイヌ文化から学んだ、子どもたちに受け継ぎたい精神性

2023/06/12

子どもの学校の課外学習で

ピリカコタンというアイヌの文化を

紹介している施設に行きました

 

 

普段学校に行かず

家庭で過ごしている息子も

興味を持っていたので

 

 

私は付き添いで一緒に

行ってきたんですね

 

 

子どもたちは皆とても

興味を持って学んでいました

 

 

そして私自身も

日本人が今世へ受け継ぎたい

精神性について

学ぶことができました

 

🔸ーーーーーーーーーーー🔸

 

ピリカコタンではアイヌの方から

アイヌの言葉について教えていただきました

 

 

 

一つ目は

【イランカラプテ】

 

これには

「おはよう・こんにちは・こんばんは」

という意味があります

 

気軽に「おはよー!」

という意味ではなくて

 

 

その言葉を交わすと

その日1日を笑顔で過ごすという

気持ちで心を込めて

使う言葉だそうです

 

 

次に教えてもらったのは

【イヤイライケレ】

 

 

これは「ありがとうという」意味です

今日の課外学習の最後も

この言葉で締め括られました

 

 

 

そして最後に教えてもらったのは

【スイ ウ・ヌカラ アンロー】

 

これは「さようなら」という意味に近いですが

「また会いましょう」という気持ちで

誰とでも「また会いたいです」という想いを込めて

別れると教えてもらいました

 

 

「単なる言葉」ではなく

想いが込められた言葉は

一つ一つを大切に使いたいと

心から感じます

 

🔸ーーーーーーーーーーーーーーーー🔸

 

外にはチセという住居があるんですね

その中でも大型のチセである

ポロチセの中を見学しました

 

 

そこではアイヌの生活を

より知ることができます

 

 

ポロチセに入って正面に

窓があります

その窓には神様が通る場所とされ

そこから外を覗いたり

外からチセの中を覗くことは

しません

 

 

また、チセの真ん中にある囲炉裏には

座る場所に決まりがあり

窓から正面にあたる場所は

神様が通る場所なので誰も座りません

 

 

アイヌの人々は

鮭が獲れる10月には

神様に奉納してから自分たちも

いただくという風習があります

 

 

そのほかにも様々な場面で

常に神様と共に生活を営み

神様や自然への感謝の気持ちを

大切にする精神性を知ることができました

 

 

現代ですと「神様」というと

なんだか怪しい宗教のように

感じる人も多くいると思います

 

 

また自然を大切にするよりも

私たちの利便性を優先し

これまでにたくさんの環境破壊を

してきました

 

 

自然から離れ現代社会の中で

【神様を尊い、自然に感謝する心】

を忘れてしまっていないでしょうか?

 

ーーーーーーーーーーーーーー

私たちは自然に生かされている

神様と共に命を全うするという

ーーーーーーーーーーーーーー

 

アイヌの精神性は

子どもたちに受け継ぎたいものです

 

 

是非子どもと自然の中に

入ってみてください

 

 

子どもと一緒に近くの神社に行って

手を合わせてみてください

 

 

私たちが忘れかけていたものを

親子で思い出すきっかけになれば

嬉しいです

 

 

いつでもあなたを応援しています

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

古代からこの地に住んでた

アイヌの生活を知れば知るほど

現代も忘れてはならない

精神性があります

 

 

----------------------------------------------------------------------
こころのサロン ひかりのたね
〒005-0825
北海道札幌市南区
※住所はお問合せ時にお伝えいたします
電話番号 : 080-3293-2536


----------------------------------------------------------------------

当店でご利用いただける電子決済のご案内

下記よりお選びいただけます。