【これまですごく辛かったんですよね】の言葉で、閉ざした心を解放させた、看護師の実話!
2024/04/11
ある患者さんとの出来事。
その時その患者さんは心を閉ざし、
様々な質問しても答えてくれないので
看護師みんながとても困っていました。
そんな時に【ひかりのたね育み講座】を受講しているMさんは
タイミングを見て、
「これまですごく辛かったですよね」
「いろいろなことがあったんですもんね」
と声をかけると
はじめてその患者さんが
「感情を出し
涙を流してうなずき、
少しずつ心のうちを
話してくれた」
と教えてくれました。
ほんの10分間の短い間の出来事で、
その患者さんは心が解放され、
最後には少しだけ
笑顔を見せてくれたと言います。
私たちはしばしば会話の中で、
相手のためと思ってアドバイスをしたり
否定することがあります。
ところがそれは相手の心を傷つけたり
閉ざしてしまう原因にもなるのです。
大切なのは最初に共感すること。
「痛かったよね」
「辛かったよね」
「それはあなたにしかわからない苦しみだったね」
そうすると人は安心し本音を語りだすのです。
共感するとは相手の心に寄り添うことです。
正しさを押し付けるのではなく、
または本音を聞き出そうと
質問責めするのでもなく、
心に寄り添うことで
人間関係が良好に進んでいきます。
そのためには、
これは正しい・正しくない
と言うジャッジをやめて、
ただただ相手の感じたことを知って、
どんな感情だったのか自分の心でも
想像して味わってみると良いでしょう。
Mさんは今回の経験をと通して、
「看護師人生の中で初めての
重要な体験ができた」
と話してくれました。
また患者さんにとっても、
辛い時に寄り添ってくれた
看護師さんとの出会いは
ずっと心に残る出来事でしたね。
講座を受講し始めて3ヶ月が経過したMさんは、
受講前に比べて
イライラすることが減ったし、
イライラすることが起きても
そんな自分を責めなくなった
と言います。
ネガティブな感情になることがあっても良いし、
大切なのはその後にどうするかだと、
自分の感情から本音を洞察して自己を深く知ることへ
意識が向き始めたようです。
また、ご両親への不満があった過去に比べて
今はこれまで当たり前と感じていたことにも
感謝の気持ちが出てきたことで、
こんなに大切にして
もらっているんだ
と実感できることが
増えたと教えてくれました。
6ヶ月の講座も折り返し地点ときました。
これからの変化がますます楽しみです!
----------------------------------------------------------------------
こころのサロン ひかりのたね
〒005-0825
北海道札幌市南区
※住所はお問合せ時にお伝えいたします
電話番号 : 080-3293-2536
オンライン相談を札幌で受付
----------------------------------------------------------------------