子どもの可能性を潰してる?言ってはいけないこのワード
2022/11/23
子育てをしているといつも思いがけない出来事が起きますよね。大人から見れば当たり前に予測できることでも子どもは経験が少ないのでたくさんの失敗を繰り返します。そんなハプニングや問題に直面した時、何気なく使っている言葉の中に、子どもの可能性を潰してしまう言葉もあります。できるだけ使いたくない言葉3つをご紹介しますね。
【子どもの可能性を潰す言葉3選】
①「いいかげんにしなさい!」
大人がして欲しくないことや何度伝えても繰り返す問題行動に対して「いいかげんにしなさい!」と言うことはありませんか?その言葉、子どもにとっては「何について言っているのか」「どうしたらいいのか」がわかってないことがあります。そしてまた繰り返す…となると悪循環ですよね。子どもに物事を伝える時は、「より具体的な方法」と「その理由」についてわかりやすい言葉で伝えましょう。理由を知ることで子どもの意識が変わり受け入れることができますし、具体的な方法を知ることで行動に移すことができます。
②「かわいそうに」
子どもが痛い目に遭ったり悲しんでいる場面で言いがちな言葉ですね。普段から「かわいそうに」と言われたら、あなたならどんな気持ちになりますか?一見相手を大切に思うからこそ出てくる言葉のように感じますが、実は「かわいそうに」と言われた子どもはみじめな気持ちになります。「自分は弱い人間なんだ。」「私には力がない」と思い込み、いずれは「どうせ乗り越えられない」と自信を失っていきます。相手のエネルギーを奪う結果になりますね。
大切なことは「辛かったね」「悔しいね」など子どもの気持ちに共感することと、子どもの力を信じて励ます言葉をかけることです。また、一緒にその問題に対して考え、乗り越えるという経験をすれば、人生において素晴らしい経験となりますね。相手が自信を持って生きていけるサポートを心がけましょう。
③「だから言ったでしょ」
銭湯で「走ったら滑るよ」と言ったのに走ってしまい、滑って転んだ。道路で「水たまりに入ってはダメ」と言ったのに入って泥だらけになって泣いた。そんな場面で「だから言ったでしょ」と言いたくなることはありませんか?この言葉には「お母さんの言う通りにしていなさい」と言う意味合いが含まれています。もちろん大人の言うことを聞くことも大切ですが、自分の経験から次どうしたらいいか考える力も大切です。子どもの気持ちに共感した上で次はどうするか一緒に考えると、経験から学ぶ力が育ちます。「大切なことを学んだね」と温かい気持ちで子どもの失敗に寄り添ってあげましょう。
いかがでしたか?普段何気なく使っている言葉にちょっと意識を向けるだけで子どもの可能性を伸ばすことができます。よかったら今日から皆さんも意識してみてくださいね。
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